取引所関係
ここでは取引所の歴史や仕組み等についてご紹介しています。
先物取引の歴史
八代将軍吉宗の信任の厚かった大岡越前忠相が米の流通と相場維持には先物取引が欠かせないとの判断から享保15年(1730年)大坂堂島に限って米の先物取引市場を解禁することとなりました。これが日本で初めて公に認められた先物取引市場であり、同時に世界初の先物取引市場の誕生となります。
総合取引所とは
株式から商品先物まで多様な原資産のデリバティブを一つの市場で取引する取引所です。東京商品取引所を日本取引所グループの完全子会社とすることにより、「総合取引所」が創設されることになりました。
なお、東京商品取引所は「総合エネルギー市場」を目指して、電力先物市場の創設を進めていくことになります。
取引所の動向(総合取引所への流れ)
東京商品取引所と日本取引所グループ(JPX)が経営統合することとなり、東京商品取引所はJPXの完全子会社となりました。東京商品取引所から貴金属や農産物が大阪取引所へ移管されて大阪取引所は総合取引所となります。
商品関連市場デリバティブ取引とは
商品関連市場デリバティブ取引とは、商品価格(コモディティ)を原資産としてそこから派生して生まれた金融商品のことを指します。デリバティブとは、「派生した」とか「副次的な」という意味があり、金融の世界では、デリバティブ取引のことを「金融派生商品」と呼びます。